「こんなことで受診しても
いいのかな?」という方も
お気軽に当院へご相談ください。
当院では、こころや体の不調について幅広くご相談いただけます。
「なんとなく気分が落ち込むことが多い」「寝つきが悪い」「仕事や家事が手につかない」など、そんな小さな変化も、こころのサインかもしれません。
症状の強さやはっきりした原因の有無に関わらず、何か辛いなと感じることがありましたら、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
当院では、専門の医師やスタッフが、丁寧にお話をお伺いし、患者さまに合った治療やサポートをご提案します。
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うつ病
うつ病は、気分の落ち込みや意欲の低下が続き、これまで普通にできていたことがつらく感じられるようになり、日常生活に支障が出る病気です。単なる一時的な落ち込みや「気持ちの問題」ではなく、ストレスや生活環境、体調の変化、過去の経験、脳の働き方など複数の要因が関わると考えられています。
十分な休息を取っても回復しにくく、楽しみや喜びを感じにくくなることが特徴です。また、症状が数週間以上続く場合には治療が必要になります。
治療により多くの方が回復を実感できますが、良くなるまでには時間がかかることがあり、焦らず取り組むことが大切です。再発することもありますが、治療や生活リズムの調整、ストレスへの対処法を身につけることで再発のリスクを減らすことができます。つらい状態が続く場合は、早めに相談することで悪化や長期化を防ぎやすくなります。
診断では、米国精神医学会のDSM-5-TRに基づき、抑うつ気分や興味の喪失、睡眠・食欲の変化、疲労感、集中力低下、罪責感、動きの変化、死についての考えなどの症状が複数みられるかどうかを総合的に評価します。これらの症状が一定期間続き、日常生活に支障が出ている場合に「うつ病」と診断されることがあります。
治療により多くの方が回復を実感できますが、良くなるまでには時間がかかることがあり、焦らず取り組むことが大切です。再発することもありますが、治療や生活リズムの調整、ストレスへの対処法を身につけることで再発のリスクを減らすことができます。つらい状態が続く場合は、早めに相談することで悪化や長期化を防ぎやすくなります。うつ病について詳しく見る
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産後うつ
ホルモンバランスの急激な変化、睡眠不足、育児ストレス、身体の回復過程、サポート体制の不足など、複数の要因が重なって発症すると考えられています。「赤ちゃんが生まれて幸せなはずなのに」と自分を責めてしまう方もいますが、心の弱さや性格の問題ではなく、医学的な背景のある病気です。
十分な休息がとれない状況が続くことが多く、気分の落ち込みや不安が長引く場合には治療が必要になります。適切な支援と治療により、多くの方が回復を実感していますが、改善には時間がかかることがあり、焦らず取り組むことが大切です。早めに相談することで悪化や長期化を防ぎやすくなります。産後うつについて詳しく見る
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更年期うつ
正式診断名ではありませんが、更年期(おおむね45〜55歳)にみられるうつ状態を指して一般に使われています。ホルモンバランスの変化に加え、家庭や仕事での役割の変化、加齢による身体的変化などが複雑に関与し、うつ病が発症することがあります。
更年期うつについて詳しく見る
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躁うつ病、双極性障害
躁うつ病(双極性障害)は、気分が大きく変動し、落ち込みが続く「うつ状態」と、気分が高揚して活動的になりすぎる「躁状態」が現れる病気です。うつ状態では気分の落ち込みや意欲低下がみられ、日常生活がつらくなることがあります。一方で躁状態では気分が高まり、眠らなくても動けるように感じたり、アイデアが次々に浮かんで止まらなくなったり、普段より活動的になることがあります。本人には調子が良く感じられても、無理な行動や衝動的な決断が増え、対人関係や仕事、金銭面でトラブルにつながることがあります。
気分の波はストレスや生活リズムの乱れ、睡眠不足などがきっかけとなって強まることがあり、症状が一定期間続くことで生活に大きな影響が出ることがあります。うつ状態のみが目立つ期間が長い場合は、初めは「うつ病」と診断されることもあり、後になって気分の波が明らかになることもあります。適切な治療により安定した生活を送れることが期待できます。躁うつ病、双極性障害について詳しく見る
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適応障害(適応反応症)
適応障害は、環境の変化やストレスとなる出来事にうまく対応できず、心身に不調が生じて日常生活に支障が出る状態を指します。仕事や家庭、人間関係、病気や介護など、ストレスの原因が明確な場合に起こりやすく、ストレス要因が続いている間は症状が持続しやすくなります。
単なる気分の落ち込みや「甘え」ではなく、ストレスに対する心と身体の反応が強く出ている状態であり、医学的な背景のある病気です。ストレス要因への対応と支援により改善が期待できることが特徴です。適応障害(適応反応症)について詳しく見る
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パニック症 (パニック障害)
パニック症は、突然強い不安や恐怖に襲われる「パニック発作」が繰り返し起こる病気です。パニック発作とは急な恐怖、不安に襲われ、過呼吸、めまい、動悸、発汗といった症状が現れる発作のことで、パニック症以外の精神疾患でもみられます。パニック発作自体は短時間で治まり、身体的な検査をしても異常を認めませんが、精神的には非常に苦痛を伴うため、救急搬送されることもあります。米国精神医学会が定めるDSM-5-TRでは、発作は予期せず起こり、発作後1か月以上にわたって「また発作が起こるのでは」と強く心配し続ける状態や、それに伴う生活の制限(外出を避ける、乗り物に乗れない等)が診断の要点です。
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社交不安症 (社会不安障害)
社交不安症は、人前で話す、初対面の人と接する、注目される場面などで強い不安や緊張を感じ、「失敗したらどうしよう」「恥ずかしい思いをするのでは」といった恐怖が続き、日常生活に支障が出てしまう状態を指します。単なるあがり症や内向的な性格とは異なり、避けたいと思っても不安が強すぎて行動を控えてしまうことがあり、その結果、仕事や学校、対人関係に影響が出ることがあります。
不安が強くなると動悸や震え、顔の赤面、声が震える、汗が止まらないなどの身体症状が目立ち、「周りに変だと思われるのでは」という不安がさらに強まる悪循環が起こることがあります。自分では「気にしすぎ」とわかっていても抑えられないことが多く、努力や気合で改善するものではありません。社交不安症 (社会不安障害)について詳しく見る
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全般性不安症
全般性不安症は、特定の出来事や状況に限らず、将来に対する不安や心配が長期間続き、頭から離れなくなってしまう状態を指します。「何か悪いことが起こるのでは」「失敗してしまうのでは」といった考えが浮かびやすく、理由がはっきりしなくても落ち着かない気持ちが続くことがあります。不安を抑えようとしても考えが止まらず、日常生活に支障が出てしまうことが特徴です。
不安が続くことで、集中できない、疲れやすい、眠れない、イライラしやすいといった心身の負担が強まり、仕事や家事、人間関係に影響することがあります。本人は「考えすぎているだけ」と感じてしまうこともありますが、努力や気持ちの持ち方だけでは改善が難しい場合が多くみられます。単なる心配性や性格の問題ではなく、不安への反応や調整のしにくさが関係していると考えられています。全般性不安症について詳しく見る
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強迫症(強迫性障害)
強迫症は、「頭では分かっているのに考えが止まらない」「やめたいのに同じ行動を繰り返してしまう」といった状態が続き、日常生活に支障が出てしまう病気です。不安や違和感が急に強まり、「もし失敗したら大変なことになるのでは」「汚れてしまったのでは」といった考えが繰り返し浮かんで離れなくなることがあり、ご本人もその考えが過剰であることを理解していても抑えきれないことが多くみられます。このような頭に浮かんでしまう考えを「強迫観念」と呼びます。
不安や不快感を和らげるために、手洗いや確認、特定の順番で行動するなどの行為を繰り返してしまうことがあり、これを「強迫行為」といいます。一時的に安心できたとしても、次第に不安が強まり行動が増えてしまう悪循環につながることがあります。努力や気合、性格の問題ではなく、脳の働き方や不安への反応の特徴が関係していると考えられており、ご本人が最も苦しんでいることが少なくありません。強迫症(強迫性障害)について詳しく見る
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注意欠如・多動症(ADHD)
注意欠如・多動症(ADHD)は、不注意(集中が続かない・忘れ物が多い)、多動性(じっとしていられない)、衝動性(思いついたことをすぐ行動に移す)といった特性が見られる発達の特性です。子どものころに気づかれることが多いですが、大人になってから気づかれる方も少なくありません。近年では、学校生活や仕事、家庭生活での困りごとがきっかけで受診されるケースが増えています。ADHDの特性は、「性格の問題」と誤解されやすく、本人も周囲も苦しんでしまうことがあります。しかし、適切な理解と支援があれば、その方の力を十分に活かすことができます。
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自閉スペクトラム症(ASD)
自閉スペクトラム症(ASD)は、生まれつきの特性により、人とのコミュニケーションの取り方や物事の感じ方、興味や行動のパターンに特徴がみられる状態を指します。「空気を読むのが苦手」「急な予定変更が強い負担になる」「細かいところが気になりやすい」といった困りごとから、日常生活や仕事、人間関係に影響が出ることがあります。
周囲からは「こだわりが強い」「人付き合いが苦手な性格」と理解されてしまうことがありますが、本人が努力しても調整が難しい場合があり、性格の問題ではなく、情報の受け取り方や感覚の感じ方の違いが関係していると考えられています。
大人になってから初めて自分の特性に気づく方も多く、環境の変化や負担の増加がきっかけで困りごとが表面化することがあります。その結果、無理に頑張り続けたことで疲れ果ててしまい、うつ病や不安症、適応障害などのいわゆる「二次障害」が生じることがあり、早めに相談することで悪化を防ぎやすくなります。自閉スペクトラム症(ASD)について詳しく見る
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睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に呼吸が止まったり、弱くなったりする状態を繰り返す病気です。寝ているあいだに呼吸が断続的に止まることで、脳や体が十分に休まらず、日中の眠気や集中力の低下、さまざまな身体・精神の不調につながります。特に「いびきがひどい」「日中に強い眠気がある」「熟睡感がない」という方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
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