むずむず脚症候群とは
むずむず脚症候群(RLS)は、じっとしているときに脚に不快な感覚が生じ、脚を動かさずにはいられなくなる神経系の病気です。多くは夜間や就寝時に症状が強くなり、睡眠障害を引き起こします。
むずむず脚症候群の症状
精神面の症状
- 睡眠不足によるイライラや抑うつ傾向
- 寝ることへの不安感や不眠
肉体面の症状
- 脚のむずむず感、しびれ、虫が這うような感覚
- 脚を動かすと一時的に楽になる
- 夜間に足がぴくぴく動く(周期性四肢運動障害)
むずむず脚症候群の治療方法
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薬物療法
鉄欠乏が関与している場合、鉄剤が有効となることがあります。また、症状が強い場合には神経の働きに作用する薬が役立つことがあります。当院では症状や生活状況を踏まえ、必要に応じて慎重に検討します。
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精神療法・心理療法
診察では、症状による負担や不眠の影響を整理し、気持ちの負担を軽減する方法を一緒に検討します。安心できる環境の中で、ストレスへの向き合い方や症状との付き合い方を支援します。
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生活と環境の工夫
カフェインやアルコールの摂取を控える、適度な運動を取り入れる、睡眠環境を整えるなど、日常生活の調整が症状改善に役立つことがあります。
むずむず脚症候群のよくあるご質問
「むずむず脚」って誰でもなるものじゃないの?
一時的に似たような違和感を感じることは誰にでもありますが、むずむず脚症候群ではそれが慢性的に繰り返され、睡眠に支障をきたす点が特徴です。
放っておいてもそのうち治りますか?
一部の軽症例では自然軽快することもありますが、放置すると悪化することもあります。
脚に異常があるわけではないの?
神経や筋肉の検査では異常が見つからないことが多く、脳内のドパミン系や鉄代謝の関与が指摘されています。

