アルコール依存症・多量飲酒

アルコール依存症は自分の意思で飲酒をコントロールできなくなる病気です。大量の飲酒は様々な身体疾患だけでなく、うつ病などの精神疾患にも繋がります。飲酒により仕事や家庭生活に支障を来します。日本人のおよそ1%がアルコール依存症といわれています。多くの場合、治療は完全にお酒をやめる「断酒」になります。当院ではアルコール依存症の方の治療も積極的に行っています。ご本人が嫌がって受診しない場合、はじめはご家族だけでも結構です。

来院時に酩酊している場合は医師の判断で来院当日の診察を中止させていただくことがあります。予めご了承ください。

多量飲酒は厚生労働省で1日60g以上のアルコール摂取している人と定義されています。これはビールでいうとおよそ1500mlです。アルコール依存症と比べると仕事や家庭生活への影響が少なめですが、アルコール依存症と同じく身体疾患や精神疾患に繋がります。こちらも断酒が理想的です。しかし「お酒をやめたくない」という方には減酒という選択肢があります。ぜひご相談ください。

医師の判断で断酒をお勧めすることがあります。

こちらで簡易チェックが出来ます。
https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/screening/audit.html
(独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センターより)