認知症はアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などに分類され、それぞれに治療法や対処法が異なります。認知症初期は、加齢による「もの忘れ」となかなか区別がつきにくいですが、いくつかの違いがあります。多くの「もの忘れ」は忘れていることに自覚があり、日常生活の影響は軽微です。一方、例えば多くのアルツハイマー型認知症の場合、忘れている自覚がありません。そのため日常生活に支障を来します。
受診後は問診、神経心理学的検査により状態を確認します。必要であれば連携医療機関にてさらなる検査を行います。薬物療法、環境調整などによりご本人の苦痛軽減、ご家族の負担軽減を目指します。
認知症
2021年7月6日